インディーズ映画
ヒントは江戸時代の舞台劇に 皆さんは鶴屋南北という人をご存知でしょうか? 江戸時代の劇作家です。 この人の活動が、現代の我々の創作活動の参考になると思っています。 江戸時代に人気のエンターテイメントに、「お芝居」がありました。 豪華絢爛な衣装を…
「演出する」という魅力はあるが・・・ 「映画を作る」と言うと、真っ先に浮かぶのは「撮影」だと思います。 その撮影をする時に、「役者がどういう演技をするのか」を指示するのが「演出」という作業です。 演出は監督がやる仕事です。 趣味の映画作りです…
今回は、創作物を作る時の工夫・提案についてお話ししたいと思います。 今は、SNSをはじめとして、誰でも「自分の考え」を発信する機会をたくさん持てます。 それによって、色々な考えを目にすることができます。 面白いものもあれば、不愉快な発信もあって…
そもそも、趣味の創作活動には、大抵の場合、締め切りがありません。 時間をかけて、いつまでもダラダラと作業を続けがちになります。 それに加え、「レベルの高いものを作るためには、時間をかけて丁寧にやるべき」という勘違いをしている人が大勢います。 …
監督自らが出演者になると、役者のスケジュール管理が一人分楽になって、撮影のペースが上がります。 これは大きなメリットなので、私も大抵、自分の作品には出演しています。 ただ、今回は別の観点から、監督が出演する意義について話してみたいと思います…
録音マイクの位置(邪道映画術) 映画の映像にも色々な種類があります。 「カメラワークが魅力」というような映画も、たくさんあります。 しかし、今回は、その「カメラワーク」を捨てる事によるメリットを紹介します。 私は常々、「超低予算で映画を作る時…
「10分映画」とは、文字通り、「長さが10分程度の短い映画」ということです。 大抵の場合、映画というのは、1時間半とか2時間あります。 劇場公開される映画であれば、3時間あるような長い、映画もあります。 10分と言うと、「ショートコント」のようなもの…
ミニチュアのジレンマ ミニチュア撮影は、ミニチュアセットを使った撮影です。 昔の日本映画を見てもわかりますが、「ミニチュアセットのシーン」というのは、大抵の場合、一目で「ミニチュア」とわかってしまうんです。 私は特撮映画が好きですし、ミニチュ…
「映画」と言っても色々な種類があります。 特に私が好きなジャンルの一つとして、「何か得体の知れない生き物」が出てくるような映画があります。 その「生き物」のことを「クリーチャー」と呼んだりしますが、これを大抵の場合、工作によって作ります。 有…
怪物が出てくる映画の魅力は「クリーチャー」 例えば、 リドリースコット監督の「エイリアン」 「遊星からの物体X」 「ジュラシックパーク」に出てくる恐竜 「こういう、クリーチャーを作って映画の中で活躍させたい」というのは、私のような模型好きな映画…
昔は、「特撮映画」と言うと、特撮がメインになった怪獣映画だとか、スペクタクル映画の事でした。 今は、特撮映画という言い方は、ほとんどしません。 なぜなら、ほぼ全ての映画に「特殊撮影の場面」が入っているからです。 特撮映画と、普通の映画の境目が…
公共の場のシーンを出すには? 「商業映画」と「自主映画」、「インディーズ映画」の大きな違いの一つに、「公共の場のシーンがどれだけあるか」という点が上げられます。 公共の場で撮影をするというのは、実はとても困難です。 法律的にも、例えば道路で撮…
コストが高いロケーション撮影 通常、「映画の撮影」と言うと、カメラマンと出演者全員が、撮影場所まで行く必要があります。 これには、非常にコストが掛かります。 雨が降ったら、中止になってしまうので、「スケジュールを押さえた全員のコストが無駄にな…
映画に必要なのはストーリーと映像 当然まずストーリーを考えるわけです. ストーリーを考えて映像を設計しないことには映像は撮れません. その時に次々とイメージが沸いてくる人であれば困らないかもしれません。 でも、何の制約もなしに「白紙の状態」から…
自主制作映画を「塗り絵」化する 「大人の塗り絵」ヒットが意味するものは? 不振が続く出版業界と言われる中で、この数年、爆発的に売れているのが、「大人の塗り絵」です。 絵画を見たときに「自分も描いてみたいなあ」と思う人は多くいます。 しかし、「…
身近になったはずのアマチュア映画製作 私は80年代の終わり頃、映画マニアだった同級生の影響で、「映画を作る」という趣味にはまりました。 以来、50代になった今でもこの趣味を継続しています。 映画を作り始めた頃は、まだ、ビデオカメラが普及する直前く…